女性が憧れるバストの一つは、マシュマロ感覚のふんわりバストです。
本来、胸は90%脂肪でできているため柔らかいのですが、
「胸が硬くてマシュマロのような柔らかさからかけ離れている」
「思わず触れたくなるような柔らかい胸が欲しい」
など、胸が硬いことで悩んだり、女性としての自信を失ったりしていませんか?
そこで、ここでは、憧れのマシュマロバストにする方法を解説します。
また、胸が硬くなる原因や柔らかい胸を保つ方法についても解説します。
【基本編】硬い胸を柔らかくする方法
硬くなってしまった胸を、柔らかいマシュマロバストにするためには、
それぞれ5つのポイントについて、詳しく解説します。
リンパの流れを良くするマッサージ
バストクリームやオイルを使って行いましょう。
(1)二の腕から脇の下に向かって流し、さらに脇の下をしっかりほぐします。
(2)脇の下からバスト外側~下~中心に向かってマッサージします。
両胸の中心にあるツボをゆっくりと3秒間程プッシュします。
(3)バストと反対側の手を使って、わき腹から背中あたりのお肉を持ち、バスト上部に向かって流し、両手でバスト全体を丸く包み込むように仕上げます。
(4)バストトップ~デコルテ~耳下のリンパ筋まで、下から上に向かって引き上げるようにマッサージします。
(5)最後に後ろで手を組み、後ろに引っ張りながら顔を上に伸ばし、バスト全体をストレッチします。大きく息を吸い込み、バストを持ち上げるイメージで。
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肩甲骨のストレッチと筋トレで2つの筋肉を鍛える
筋肉の凝りが原因で、首や肩凝り、猫背になってしまったら、僧帽筋と菱形筋を中心とした背中の筋肉を鍛え、胸の筋肉をほぐしましょう。
僧帽筋が衰えて血液の循環が悪くなると、頭や腕の重みによって姿勢が前かがみになります。背中が丸まり猫背の状態が続くと、胸の前の筋肉は緩んだ状態が続き、硬くなってしまいます。
そのため、背中の筋肉は、普段から鍛えるようにしましょう。
※菱形筋とは、肩甲骨の後方に位置する筋肉。
肩甲骨ストレッチ方法
colorer[クロレ]より引用
(2)肘を後方に回すようにして下ろします。※(1)~(2)を3回行います。
僧帽筋と菱形筋を鍛えるトレーニング方法
(2)対角線上に手と足を伸ばして、身体がぶれないようキープしましょう。
※反対側も同様に行ってください。
湯船につかり冷えを解消する
体の冷えを解消するには、毎日湯船に浸かり体を温めると良いです。
体が冷えてしまうと、脂肪がどんどん固まってしまうため、38度のゆるめの温度で
15分~20分程湯船に浸かるようにしましょう。
血行の循環が良くなるだけでなく、睡眠の質も良くなります。
水分補給をする
血流の流れを良くするためには、こまめに水分を摂りましょう。
血流と水分補給は大きく関係しており、身体の水分量が不足すると、血液の水分量が減り、血流が悪くなってしまいます。
そのため、水分補給は人間の体を機能させるために欠かせないものです。
また、1日あたりの水分摂取量は約1.5~2リットルです。
飲むタイミングを決めて毎日の習慣にするようにしましょう。
乳腺を発達させ脂肪をつけること
硬い胸には、脂肪をつけることで柔らかい胸になります。
胸は、90%が脂肪で10%が乳腺でできており、乳腺を守ろうと脂肪がまわりにつき、胸が大きくなります。
なので、脂肪をつけるためには、乳腺を発達させることが大事です。
また、乳腺の発達には、エストロゲンとプロゲステロンの2種類の女性ホルモンが大きく関係しています。
エストロゲンは乳腺を増やし、プロゲステロンは乳腺を発達させる働きがあります。
この2種類の女性ホルモンをバランスよく分泌させることで、乳腺を発達させ、胸に脂肪をつけやすい状態にすることができます。
女性ホルモンの分泌をよくするには?
女性ホルモンの分泌を整えるためには、食事を見直す、質の良い睡眠、適度な運動をすることが大切です。
食事は、たんぱく質中心の食事を意識しましょう。
なぜなら、私たちの身体は、たんぱく質を原料としてできており、生命活動に必要なものから優先して使われていきます。
そのため、食事でたんぱく質を十分摂取できないと、バストにまで栄養が及ばず、バストを育てることができません。
バストを育てていくためにも、たんぱく質をメインに献立を考えるようにしましょう。
たんぱく質は、肉、魚、卵、乳製品などから摂ることができます。
また、食事にごま油を取り入れましょう。ごま油には、エストロゲンを活性化するゴマリグナンという成分が含まれているので、オススメです。
忙しい人は、たんぱく質を手軽に摂れるソイプロテインもオススメです。 ソイプロテインは、大豆が原料である植物性プロテインで、大豆イソフラボンを摂取できることから、筋肉量を増やすためだけでなく ... 続きを見る
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【体型別】硬い胸を柔らかくする方法
硬い胸を柔らかくする方法は、体型によってケア方法が異なります。
ここから、それぞれ体型別に胸のケア方法を紹介します。
痩せ型
痩せ型の人は、食事量が少ないか糖質過剰な食生活の方が多く、食事に対する意識が低い人が多いため、バストに必要な栄養が足りていません。
まずは、食生活を改善し、糖質控えめでたんぱく質をたっぷり摂る食事を意識しましょう。
普通型
普通型の人は、リンパマッサージと肩甲骨を鍛えるトレーニングを中心に行いましょう。
ぽっちゃり型
ポッチャリ型の人は、バストの外に流れてしまっている背中や脇の肉を、バストへ流し、肩甲骨を鍛えるトレーニングを行いましょう。
胸が硬いとはどのくらいの硬さなの?
本来、胸は柔らかく、上下左右に動かすことができます。
胸の柔らかさを食べ物に例えると、マシュマロやゼリー、おもちなど、適度な弾力があり理想的な胸としてよく挙げられる表現です。
しかし、脂肪が少ない痩せ型の人や、筋肉質の人は硬い胸になりがちなので、胸を上下左右に動かすことができません。
バストアップやダイエットのために、筋トレで胸を鍛えすぎても硬くなってしまうので、適度に脂肪をつけることが大事です。
胸が硬い2つの原因とは?
胸が硬くなる原因は、
それぞれ2つの原因詳しく解説します。
(1)血行やリンパの流れが悪い
運動不足による筋力の低下やストレス、冷え性が原因でリンパの流れが悪くなります。
リンパの流れが悪くなると、くすみやシワ、ニキビなどの肌トラブルや、脚がパンパンに張る、肩が凝るなど、体の不調を引き起こします。
また、バストまわりはリンパ筋や血管がたくさんあり、詰まると固まってしまいます。
これが、胸が硬くなる原因です。
リンパ筋や血管が詰まらないように、老廃物を流せる体に改善しましょう。
(2)肩周辺の筋肉が凝り固まっている
運動不足やストレス、デスクワークや読書などによる同じ姿勢が原因で、本来、宙に浮いている状態であるはずの肩甲骨が、体の内側にへばりついた状態になり、猫背になってしまいます。
また、女性は男性より筋肉が少なく、体を支えにくいため猫背になりやすいです。
肩甲骨とは、背面部から助骨を覆っている一対の三角形状をした大型の骨のことで、姿勢が悪い状態でいると、血液の流れが滞りやすくなります。
そのため、首や肩凝りの原因となり、細胞に十分な酸素や栄養が行き渡らず、老廃物がうまく排出されずに溜まってしまうため、胸が硬くなってしまいます。
日頃から肩甲骨を動かす意識をし、筋肉の凝りを改善しましょう。
柔らかい胸を保つためには
柔らかい胸は、何もケアせずにいると胸が垂れてしまいます。
そのため、下から胸を支えてくれるブラを着用すること、胸を支えている筋肉を鍛えることが大事です。
胸を支えてくれるブラをつける
柔らかい胸をきれいに保つためには、胸の脂肪が背中や脇へ流れないように、支えてくれるブラを着用します。ブラを選ぶときのポイントは、
●アジェスター(2)が前にくるもの
●サイドボーン(3)が入っているもの
●サイドベルト(4)の幅が広いもの
●ワイヤー入りの4分の3カップのもの
これら5つのポイントを抑えたブラを着用するようにしましょう。
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筋トレをして胸を鍛える
胸を支えている大胸筋を鍛えると、柔らかい胸が垂れることなく、上向きバストをキープできます。
いくら胸にボリュームがあっても、胸の土台となる大胸筋を鍛えないでいると、理想のバストにはなりません。
衰えないように毎日コツコツ大胸筋を鍛えましょう。
大胸筋の鍛え方
(1)腕を肩幅の1.5倍くらい開き、床に手をつきます。足を伸ばして、つま先だけを床につけて、腕とつま先で体を支えます。
(2)腕が地面につくくらい、深く沈めることを意識しゆっくり上体を下げ、すっと早く上げます。
※(1)~(2)を15~20回行います。
まとめ
硬い胸を柔らかくするためには、体の冷えや肩凝り、猫背など体の不調を改善し、リンパの流れをよくすることが大切です。
リンパの流れが良くなると、胸に必要な栄養が行届くため、たんぱく質を中心とした食事を摂ることで、理想のふんわりバストへ近づけます。
毎日正しいケアをして、思わず触れたくなるような憧れのマシュマロバストを手にいれませんか?