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バストケア

デリケートゾーンの黒ずみにニベアは本当に効果あり?成分と効果を徹底検証

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デリケートゾーンの黒ずみにニベアは本当に効果あり?

ニベアは、プチプラなのに保湿力が優れているスキンケアクリーム商品として、口コミやコスメランキングでも上位の人気商品ですが、ネットでは、

「ニベアでデリケートゾーンの黒ずみケアもできる」

という噂が流れています。

そこで、

「デリケートゾーンの黒ずみにニベアは本当に効果があるのか?」

について、実際に1ヵ月使用して効果を徹底検証しました。

また、ニベアの成分と効果について詳しく調べました。

残念ながら、ニベアは、1ヵ月使ったくらいでは黒ずみには大きな効果はありませんでした。

しかし、ニベアを使い続けることでデリケートゾーンの肌が柔らかくなり、乾燥しらずのもっちり肌になりました。

  • ニベアの成分と効果
  • ニベアでデリケートゾーンをケアするメリット
  • ニベアの正しい使い方
  • 自宅でできるデリケートゾーンの黒ずみの解消方法

について、詳しく解説します。

ニベアには黒ずみに効果がある成分が含まれているの?

ニベアの成分

ニベアに黒ずみに効果がある成分が含まれているのか、全成分を調べました。

ニベアの成分と効果は?

ニベアの成分と効果をまとめました。

なお、各成分の効果については、

化粧品用語解説
化粧品成分オンライン
Cosmetic-Info.jp

を引用させていただきました。

成分 効果
化粧品のベースとなる成分で、肌に潤いを与えます
ミネラルオイル エモリエント(保湿)作用
感触改良
ワセリン 皮膚保護
表皮水分蒸散抑制によるエモリエント(保湿)作用
グリセリン 角質層の柔軟化および水分量増加による保湿作用
TEWL回復促進によるバリア改善作用
温感作用
固形石鹸の透明化
水添ポリイソブテン 感触改良
ツヤ・光沢
溶剤
シクロメチコン 感触改良
溶剤
マイクロクリスタリンワックス 感触改良
ラノリンアルコール 感触改良
乳化補助
エモリエント(保湿)作用
パラフィン 感触改良
スクワラン エモリエント(保湿)作用
感触改良
ホホバ油 エモリエント(保湿)作用
プロスタグランジンE₂、TNA-αおよび好中球浸潤抑制による抗炎症作用
オレイン酸デジル エモリエント(保湿)作用
オクチルドデカノール エモリエント(保湿)作用
ジステアリン酸AI 非水系における顔料の懸濁・分散
増粘・ゲル化
W/O型エマルションの乳化安定化
ステアリン酸Mg 非水系における顔料・粉体の分散
潤滑性および付着性向上による感触改良
W/O型エマルションの乳化安定化
パール光沢形成・乳濁感付与
硫酸Mg 増量剤
クエン酸 pH調整による緩衝
収れん作用
安息香酸Na 製品自体の抗菌・防腐作用
香料 香りをつける

ニベアの成分表を見ると、主に「ワセリン」「グリセリン」「スクワラン」「ホホバ油」などの保湿成分が含まれています。

保湿成分は、皮膚や毛髪の水分を保持し、乾燥を防ぐ作用のある物質で、乾燥肌はもちろん、皮膚炎やアレルギーによって、外部からの刺激を受けた肌に使われることが多い成分です。

その他の成分は、水分の蒸発を防いだり、クリームの品質を保つための添加物です。

ニベアには美白効果がある成分が含まれていない

ニベアには、肌の潤いを保つ保湿成分が含まれていますが、黒ずみに有効な美白有効成分は含まれていませんでした。

なお、ニベアの保湿成分には、肌の潤いを逃がさないように水分の蒸発を防いだり、肌表面に人口の皮脂膜を形成して肌表面を保護するなどの役割があります。

ニベアでデリケートゾーンをケアするメリットとは?

ニベアでデリケートゾーンをケアするメリット

ニベアでデリケートゾーンをケアするメリットは3つあります。

  1. 外部刺激に強い肌を作る
  2. 若々しい柔らかい肌を作る
  3. くすみやシミなどの肌トラブルを防ぐ

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

外部刺激に強い肌を作る

外部刺激に強い肌を作

ニベアに含まれる保湿成分の働きの1つに、肌のバリア機能を保ち、「外部刺激に強い肌を作る」働きがあります。

バリア機能とは、肌の表面にある角質層が、外部からの刺激や異物の侵入から肌を守り、
身体の内側に蓄えている水分が逃げないようにする働きのことです。

本来は、誰もが持っている機能ですが、生活環境や普段のケア方法によってその働きに差が出ます。

特にデリケートゾーンは、合成繊維の下着やきつめの下着を着用したり、ムダ毛処理などの刺激などにより、炎症を起こしやすく、黒ずみになりやすい部位です。

そのため、日々のケアしだいで、刺激や摩擦に強い肌となり、黒ずみを防ぐことができます。

若々しい柔らかい肌を作る

若々しい柔らかい肌を作る

肌の角質層の中に含まれている保湿成分は、加齢と共に減少するため、肌がカサカサになったり、ゴワゴワと硬い状態になります。

肌が硬くなる一番の原因は、肌のターンオーバーの乱れです。

通常は28日周期で古い角質が剥がれていき、新しい肌に生まれ変わるのですが、年齢を重ねることで、肌のターンオーバーの周期が遅くなり、肌に残っている古い角質がなかなか剥がれ落ちず、肌が硬くなってしまいます。

年齢を重ねても、肌のターンオーバーを正常に保つためには、肌の保湿で柔らかい肌を保つことが大切です。

くすみやシミを防ぐ

くすみやシミを防ぐ

保湿成分の働きの3つ目は、「くすみやシミを防ぐ」ことです。

くすみやシミの原因は様々ですが、「紫外線」「乾燥」「血行不良」「古い角質の蓄積」があります。

特に、シミやくすみの元となるのがメラニンです。

紫外線や肌への刺激によってメラニンが生成されることで、シミやくすみができてしまいます。

もともと、メラニンは、体に良い働きをする成分で、有害な紫外線のダメージから肌を守ってくれるのですが、過剰に生成されると害になります。

また、紫外線だけでなく、乾燥や血行不良、古い角質の蓄積によってシミやくすみはどんどん悪化してしまいます。

そのため、健康的な肌を作ることが、シミやくすみを作らない美白ケアの第一歩です。

ニベアの正しい使い方とは?

ニベアは、保湿効果があり、乾燥する肌や体など全身に使用できるクリーム

ニベアは、保湿効果があり、乾燥する肌や体など全身に使用できるクリームです。
そのため、正しい使い方をすれば、乾燥しらずのモチモチ肌を手に入れることができます。

ニベアの正しい使い方は、

の3つです。

おでかけ前や洗顔、入浴後に使用する

洗顔や入浴後、なるべく迅速にニベアで保湿

洗顔や入浴後、なるべく迅速にニベアで保湿をしましょう。

洗顔や入浴後は、肌が乾燥しやすく、入浴前よりも水分量が低くなります。

なぜなら、お湯で肌の潤いを保つ天然保湿成分やセラミドなどが流れ出ているためです。

洗顔や入浴後に限らず、おでかけ前に使用することで、乾燥や刺激から肌を守ることができます。

また、日本健康開発財団温泉医科学研究所の「お風呂上りに保湿すべき制限時間」の研究結果によると、出浴10分後が保湿すべき制限時間であり、「保湿リミットは10分」であると実験結果で明らかになっています。

保湿リミット

顔には化粧水のあと使用する

顔には化粧水のあと使用

洗顔後は、肌の水分が急速に失われ、角層の保湿成分が減少することで、肌の保湿力が低下します。

そのため、肌のバリア機能を担う角層の環境を整えることが大切です。

まず、化粧水で水分を補給し、クリームで水分が蒸発しないように保護をします。
そうすることで、潤いと皮脂のバランスを整い、肌の保湿をキープすることができます。

一度につける量は少量でべたつかない量

一度につける量は少量でべたつかない量

ニベアは、クリームがやや硬めでべたつきやすいため、一度につける量は少量でべたつかない量にしましょう。

肌の奥へたっぷり浸透させようと、大量に化粧水やクリームを使用する人がいますが、使用量が多いとべたつきやテカリの原因になります。

一方、保湿クリームをつけない、使用量が少ない状態では、十分な保湿効果が得られず、乾燥を防ぐことができません。

そのため、肌がしっとりするくらいの量を目安にクリームをつけるようにしましょう。

その際、肌全体にムラなく浸透させ、摩擦の刺激を与えないことも大切です。

ニベアをデリケートゾーンに使う時の注意点

ニベアをデリケートゾーンに使う時の注意点

ニベアは、赤ちゃんから大人まで使用できるほど、安全で安心して使用できます。

しかし、デリケートゾーンに使用するには注意が必要です。

外陰部やその周辺は、肌トラブルを起こしやすい場所なので、適切な対処ができないことで症状が悪化することがあります。

ニベアを使用する際は、注意点も理解した上で正しく使用しましょう。

デリケートゾーンや肌に湿疹があるところは避ける

デリケートゾーンや肌に湿疹があるところは避ける

ニベアは、デリケートゾーンや肌に湿疹があるところは避けて使用しましょう。

デリケートゾーンは、他の部位より皮膚が薄く刺激に弱い部分です。

また、デリケートゾーンや湿疹がある肌に使用することで、かえって乾燥や肌の炎症が悪化する可能性があります。

そのため、デリケートゾーンの乾燥には、専用の保湿クリームを使用して他の部位と使い分けるようにしましょう。

脂質肌の人は量に気をつける

脂質肌の人は量に気をつける

脂質肌の人は、皮脂の分泌が多いため、老廃物やアクネ菌が発生しやすい状態です。
そのため、ニベアを塗るときは量に気をつけましょう。

保湿は、肌質関係なく自分の肌質に合わせて、水分や油分を調節しながら、しっかり行うことが大切です。

「脂質肌だから化粧水だけで十分!」

そんなふうに思っている人もいるかもしれませんが、脂質肌の人も、クリームを使ったケアは欠かせません。

肌にたっぷり水分を与え、クリームは、小鼻などのテカリゾーンは控えめに部位によって量を調節するのがポイントです。

そうすることで、余分な皮脂の分泌を抑えることができます。

自宅でできるデリケートゾーンの黒ずみの解消方法4選

デリケートゾーンの黒ずみの解消方法

自宅でできるデリケートゾーンの黒ずみ解消方法は4つあります。

  • 摩擦や刺激を防ぐ
  • 下着選びに気を付ける
  • 保湿をする
  • 黒ずみ専用クリームを使う

それぞれについて、詳しく解説します。

摩擦や刺激を防ぐ

デリケートゾーンの摩擦や刺激を防ぐためには、入浴時の肌に負担をかけない洗い方と、ムダ毛処理後のアフターケアが大切です。

入浴時は、泡で優しく洗い、ボディブラシやナイロンタオルでゴシゴシ洗わないこと、
ムダ毛処理後は、しっかり保湿することで肌トラブルの予防に繋がります。

下着選びに気を付ける

ビキニラインなどのデリケートゾーンは、下着が擦れやすく、擦れることで肌の刺激となり、黒ずみの原因となります。

知らず知らずのうちに、キツめの下着を着けていないかサイズを見直したり、肌に優しい低刺激なシルクやコットン素材の下着を選ぶようにしましょう。

保湿をする

デリケートゾーンも、顔のケアと同じようにきちんと保湿をしましょう。

保湿をして、肌を柔らかくすることで、肌の新陳代謝が正常化し、シミやシワになりにくい、毛穴が目立たないなど、若々しい肌を手に入れることができます。

黒ずみ専用クリームを使う

デリケートゾーンの黒ずみには、黒ずみ専用クリームを使うのが安心です。

デリケートゾーンの黒ずみを予防するだけでなく、できてしまった黒ずみにも効果が期待できます。

また、デリケートゾーンはもちろん、黒ずみが気になる脇や肘、ヒザなど、他の部位にも使用できるので、肌の保湿だけでなく、同時に美白ケアをしたい人にオススメです。

デリケートゾーンにも使用できる黒ずみ専用クリームについて【乳首の黒ずみに効果のある美白クリームおすすめ5選】で解説しています。

まとめ

デリケートゾーンの黒ずみは、肌を保湿しターンオーバーを整えることで、防ぐことができます。

万が一、黒ずみができてしまっても、美白成分の入った黒ずみ専用クリームを使用することで改善することができます。

顔や体よりデリケートな部位だからこそ、丁寧なケアを心がけてくださいね。

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