DearPatra「ディアパトラ」

女性のための美容情報サイト「ディアパトラ」

バストケア

【卒乳後の胸を元に戻すには?】バストの外側からと身体の内側からのバストアップ方法を解説

更新日:

胸を測る女性
卒乳後の胸の変化に悩んでいるママってたくさんいますよね?

●左右の胸の大きさが違う
●胸が小さくなった
●合う下着がない
●ワイヤー入りのブラがいつの間にかパカパカに…

など、卒乳後の胸にはさまざまな悩みがあると思います。

美容整形外科で豊胸手術を受けて理想のバストを手に入れることもできますが、高額な費用がかかる上に後遺症などデメリットもあるため、オススメできません。

そこで、ここでは、豊胸手術せずに卒乳後の胸を元に戻すためのバストアップ方法を紹介します。

卒乳後の胸の形を元に戻すためには、バストの外側からと身体の内側からのケアの両方が必要です。
ぜひ、参考にしてください。

卒乳後の胸の形を元に戻すためのバストの外側からのケア方法とは?


卒乳後の胸の形を元に戻すためのケア方法のうち、バストの外側からのケア方法には大きく分けて次の2つの方法があります。

  1. 自分に合ったブラを選ぶこと
  2. バストのマッサージと大胸筋と胸郭を鍛えること

ここでは、まず初めに、

卒乳後はどんなブラを選べばよいのか?
また、バストの測り方やブラの正しい着け方などについて解説します。

そして、次に、初心者でもできる、バストアップのためのマッサージ方法筋トレ方法をご紹介します。

(1)自分に合ったブラを選んで胸の形を整える

ブラを選ぶ
卒乳後の胸の形を整えるには、まず、自分の正しいバストサイズを知り、自分に合った下着を選ぶ必要があります。

なぜなら、バストの大きさや形に合っていないブラを着つけていると、

  • 胸の形が崩れる
  • 姿勢が悪くなる
  • 胸が下垂する
  • 肩凝りがひどくなる
  • ワイヤーによる痛みや傷跡

など、さまざまなデメリットが生じるからです。

卒乳後のブラはどんなものが良い?

下着売り場
卒乳後のブラを選ぶときのポイントは2つあります。

  • バストを下から支え引き上げてくれるもの
  • バストの横流れをガードしてくれるもの

妊娠中や授乳中は、カップ付きキャミソールやノンワイヤーなどのバストに対するホールド力の弱いブラを着用することが多いですが、このようなブラだと妊娠中や授乳中に大きくなった胸を支えることができません。

したがって、これらのホールド力の弱いブラを使用することが、クーパー靭帯が伸び、胸が垂れる原因となってしまいます。

ブラでバストを下から支えるとともに上方に引き上げることにより、バストを正しい位置に戻すことができ、さらに、クーパー靭帯が伸びるのを防止できます。

ところで、クーパー靭帯とは、乳房の乳腺を皮膚や筋肉につなぎとめている結合組織で、繊維状のコラーゲンにより作られており、乳房の下垂を防ぐ役割があります。

卒乳後ブラを切り替えるタイミングは?

ブラつける
卒乳後に、授乳しやすいブラから胸の形を戻すためのブラに切り替えるタイミングは、母乳が完全に止まったときです。

卒乳後、しばらくは母乳が出ますが、飲ませずにいるとそのうち出にくくなります。

そこで、きれいなバストの形を維持するためにも、母乳が止まったらすぐにブラを切り替えましょう。

夜寝るときナイトブラは必要?

結論から言うと、夜寝るときにナイトブラは必要です。
なぜなら、ナイトブラは寝ている間のバストの垂れを防ぎ、背中や脇、お腹にお肉が流れるのを防いでくれるからです。

なお、日中着けているワイヤー入りのブラは、大きな血管やリンパ節、バストを支えているクーパー靭帯をが圧迫するため、寝るときのブラとしてあまりよくありません。

【参考記事】
人気のナイトブラ23選を比較」して、
自分に合ったナイトブラの選び方についてこちらで解説しています。

卒乳後ブラのサイズは必ず店舗で測る?

卒乳後は、バストのサイズが変わっていることが多いため、店舗で測ることをオススメします。

正しいサイズを知るために下着屋でプロのアドバイザーに測定してもらって正確に自分のバストサイズを確認しましょう。

自分でバストのサイズを測るために、パッドの入っていないブラを着用したままか素肌の状態で測定します。
サイズを測る女性
(1)【トップバスト】ふくらみの一番高いところ
まっすぐ立ち、胸のふくらみのもっとも高い部分を測定します。

アンダーを測る女性

(2)【アンダーバスト】ふくらみの下部分

立った状態でバストの下部分を測定します。

(3)バストのトップとアンダーを測ったら、下記の表を見て自分のバストサイズを確認します。

カップ A B C D E F G H
トップとアンダーの差 10㎝ 13㎝ 15㎝ 18㎝ 20㎝ 23㎝ 25㎝ 28㎝
アンダーバスト 65 A65 B65 C65 D65 E65 F65 G65 H65
70 A70 B70 C70 D70 E70 F70 G70 H70
75 A75 B75 C75 D75 E75 F75 G75 H75
80 A80 B80 C80 D80 E80 F80 G80 H80

ブラの正しい着け方は?

せっかくバストの大きさと形に合ったブラでも、正しく着けなければ胸の形を戻す効果はありません。

なので、ブラは正しく着けましょう。

ブラカップを持つ女性
(1)ブラジャーのストラップを腕に通し両肩にかけてカップ下をアンダーバスト部分に合わせます。

ブラホックをとめる
(2)上半身を軽く前に倒し、カップのワイヤーを胸の下にあてぐっと持ち上げます。

そして、そのままの姿勢でホックを止めます。

ブラカップを整える女性
(3)片側の手でブラジャーのアンダーを押さえながら、

もう片方の手で脇のお肉を前方へ寄せてカップ内へ完全に収まるように整えます。

ブラホックを調節する
(4)背中のアンダーベルトの位置を調節して肩甲骨の下くらいまで下げましょう。

逆に前は少し持ち上げ気味にしてあげるとバストラインがきれいに見えます。

ブラを正しく着ける女性
(5)最後にストラップの長さを調節します。

バストトップの位置が肩とひじの真ん中くらいになればいいです。

(2)マッサージと筋トレでハリと弾力のあるバストに

バストマッサージ
ハリと弾力のあるバストにするには、バストのマッサージを行い、さらに、筋トレで大胸筋を鍛えなければいけません。

なぜなら、バストのマッサージと大胸筋の筋トレを行うことにより、筋肉が発達し血流が良くなるからです。

すっきりとしたデコルテと上向きバストづくりは筋トレすると良い?

すっきりとしたデコルテと上向きバストを手に入れるには、筋トレでバストの土台となる大胸筋を鍛えることと胸郭を広げることが重要です。

なぜなら、大胸筋が衰えるとバストが垂れてしまい、ハリを失ったように見えてしまうからです。

また、姿勢が悪かったり、呼吸が浅いと、胸郭周辺が十分に使われずバストダウンしてしまいます。

積極的に大胸筋と胸郭を鍛えて、美しい上向きバストを目指しましょう。

大胸筋と胸郭を鍛えるトレーニング法とは?

合掌ポーズ
もっとも簡単な大胸筋と胸郭を鍛えるトレーニング方法を紹介します。

大胸筋の鍛え方


(1)バストトップの高さで胸の前で両手の平を合わせます。
(2)両手で押し合うように力を入れます。このとき腕の力ではなく胸の力で押すようにします。
(3)力を入れたまま胸の近くから遠くへ、遠くから近くへと腕を曲げ伸ばします。
※これを10往復繰り返します。

胸郭を鍛える

胸郭の鍛え方


(1)立った状態で、手を後ろに回し左右の指を組みます。そのまま手を上に持ち上げましょう。限界まで持ち上げたらそのまま10~20秒キープ。
(2)椅子に座って、右手で左膝を、左手で右膝をつかみます。その状態で両膝を外側に開いていきましょう。これも10~20秒キープ。
※(1)と(2)のエクササイズを1セットとして3セットほど行いましょう。

筋トレ後、大胸筋や胸郭の回復にかかる時間には差があり、およそ48~72時間必要と言われています。

初心者の女性であれば、1週間に2回の頻度で筋トレをすると良いでしょう。

ツヤと弾力のあるバストづくりはマッサージすると良い?

バストのマッサージをすることで、胸の形を整えることができ、さらに、ハリ、弾力、ボリューム感のある美しいバストへと導くことができます。

また、バストまわりをマッサージすることにより、血液やリンパの流れが良くなるので、女性ホルモンの分泌が活性化されます。

バストクリームを使ってのマッサージ方法は?

バスト用クリームやオイルを使ってのマッサージ方法を紹介します。
バストマッサージ

バストマッサージ方法


(1)まず、片手でバストを下部からすくうようにしっかりと支えます。
(2)次に、反対の手の指をそろえて、指の腹をバストの上部に当てて、内側から脇に向けて円を描くようにくるくるとマッサージします。
(3)5回転目で最後はわきの下に入れ込みます。これを5回行い、逆側も同じように行うようにしましょう。

バストマッサージはいつすると良い?

バストマッサージはお風呂上りに行うとバストアップに効果的です。

なぜなら、お風呂上りは血流が良いので老廃物を取り除きやすく、リンパの流れを良くしてくれるからです。

バストマッサージはクリームを使うとより効果が出る?

バストマッサージは、クリームを使うことで肌の摩擦を防ぎ、滑りをよくしてくれるので、マッサージしやすくなります。

また、マッサージ用のクリームにはバストの脂肪を発達させる効果が期待できる成分や、女性ホルモン成分が含まれているものもあり、さらに、保湿力と浸透力が高いクリームを選ぶことで、ツヤとハリのある理想的なバストに近づけるマッサージ効果を期待できます。

バストアップクリームの効果的な塗り方や使い方についてはこちらで詳しく解説しています。

【卒乳後の胸のしぼみの原因は女性ホルモン】身体の内側からのバストアップケア方法とは?

緑黄色野菜
卒乳後の胸がしぼむ原因は、次の2つの女性ホルモンが関係しています。

  1. エストロゲン【女性らしい身体をつくる働き】
  2. プロゲステロン【妊娠に関わる働き】

妊娠、授乳中はこの2つの女性ホルモンの分泌が増え、乳腺が発達することで胸が大きくなります。

しかし、卒乳後は女性ホルモンの分泌が減るため胸は元の大きさに戻ります。

このとき、妊娠中に胸が大きくなって伸びた皮膚が、胸が元の大きさに戻るスピードについていけないので、小さくなった胸に伸びた皮膚が残ってしまい、胸がシワシワにしぼんだようになるのです。

そこで、このあと、卒乳後の女性ホルモンを整えて身体の内側からバストアップケアする方法についてご紹介します。

食事・睡眠・運動でホルモンバランスを整える

女性ホルモンを整えるためには、バランスの良い食事と質の良い睡眠、適度に体を動かすことが大切です。

食事は、

・肉や魚
・大豆などのたんぱく質
・野菜
・炭水化物
・少量で良質な油

をバランスよく摂ることが大切です。

また、腸内環境を整えるために、

・納豆
・糠漬けなどの発酵食品
・ネギ、ゴボウ、バナナなどのオリゴ糖
・食物繊維

などを摂り入れることができる和食中心の食事を心がけることが大切です。

そして、質の良い睡眠を心がけて、さらに、体を動かして血行と身体の代謝を良くすることで、女性ホルモンの分泌をバランスよく正常に保つことができます。

バストのハリとたるみ改善には良質なたんぱく質を摂る

バストのハリとたるみ改善に必要な栄養素はたんぱく質です。

たんぱく質は、筋肉や血、骨をつくり、女性ホルモンの分泌を促してくれるので、豊かなバストを作るには欠かせない栄養素です。

タンパク質を摂るには、脂肪が少なくミネラル豊富なむね肉や、コラーゲンが含まれている手羽先や手羽元が食べるのがオススメです。

バストのツヤには脂溶性ビタミンを摂る

ツヤのあるバストをつくるのに必要な栄養素は、ビタミンAとビタミンEの脂溶性ビタミンです。

ビタミンA お肌や粘膜を正常に保つ働きがある。 ニンジン、カボチャなどの緑黄色野菜
ビタミンE 抗酸化作用により、体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがある。 アーモンドなどのナッツ類、うなぎ、たらこ、アボカド

ビタミンAとビタミンEの働きによって、老化防止や女性ホルモンの働きを調整し、ハリのあるバスト作りを助けてくれます。

ふっくらとしたバスト作りには水溶性ビタミンを摂る

ふっくらバストをつくるのに必要な栄養素は、ビタミンBやビタミンCの水溶性ビタミンです。

筋肉や血液などがつくられるときに働く栄養素で、血行促進効果や筋肉引き締め効果があるため、美しいふっくらとしたバスト作りには欠かせない栄養素です。

女性ホルモンに似た働きがある?大豆イソフラボンとは?

大豆にはイソフラボンが多く含まれており、イソフラボンは、女性ホルモンの一つであるエストロゲンによく似た働きをします。

ただし、大豆には栄養の吸収を妨げる働きがある物質も含まれているため、食べる際、納豆や豆乳などの発酵食品を選ぶと良いです。

なぜなら、大豆は発酵することで、栄養の吸収を妨げる物質の働きが抑えられるからです。

バストアップサプリで身体の内側のケアができる?

美しいバスト作りのために、バストアップサプリを使って必要な栄養素を補うこともできます。

バランスの良い食事も大切ですが、毎日、バストアップのための栄養素を意識しての食事作りは大変です。

そこで、手軽に簡単に飲めて栄養補給できるサプリを活用することもオススメです。

まとめ

卒乳後の胸を元に戻すためには、自分に合った下着を選んで、胸の形をきれいに保ってくれる下着を身に着けるようにしましょう。

また、きれいなバストを保つためにも、毎日のバストマッサージと大胸筋と胸郭を鍛えることも大切です。

そして、普段から健康的な生活を意識し、身体の内側からもケアしましょう。

みなさんも、卒乳後に崩れてしまった胸を復活させ、オシャレを楽しんでみませんか?

【参考記事】

授乳によって黒ずみやすいバストトップをピンク色にするケア方法については、
こちらで詳しく解説しています。

-バストケア

Copyright© DearPatra「ディアパトラ」 , 2023 All Rights Reserved.